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マストドン (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マストドン
Mastodon
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジョージア州アトランタ
ジャンル ヘヴィメタルプログレッシブ・メタルスラッジ・メタルストーナーロックオルタナティヴ・メタル
活動期間 2000年 - 現在
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
リプリーズ・レコード
ロードランナー・レコード
サイアー・レコード
リラプス・レコード
公式サイト www.mastodonrocks.com
メンバー トロイ・サンダース
ブレント・ヒンズ
ビル・ケリハー
ブラン・デイラー
旧メンバー エリック・サナー

マストドン (Mastodon) は、アメリカ合衆国ヘヴィメタルバンド

来歴

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2000年ジョージア州アトランタで結成される。結成当初は5人組だったが、ほどなくしてボーカリストが脱退し、現在の4人編成になった。2001年にミニ・アルバム『Lifesblood』でデビュー。翌2002年にはフル・アルバム『レミッション』を発表し、EXTREME THE DOJO Vol.5で初来日も果たした。

2004年の2作目のアルバム『レヴァイアサン』は、ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』をテーマとしたコンセプト・アルバムで、『ケラング!』誌の年間ベスト・アルバムに選ばれるなど賞賛を持って受け入れられた。また、2004年2006年の2度に渡ってスレイヤーを中心とした「The Unholy Alliance」ツアーで欧米を回り、知名度を上昇させた。

2006年にはメジャー・レーベルのワーナー・ブラザース・レコードに移籍。同年の3作目『ブラッド・マウンテン』にはマーズ・ヴォルタのセドリック・ビクスラーやクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムらがゲスト参加。メンバー自身が「最も冒険的」と評する作品であったが[1]、前作以上のセールスを記録。同年にはLOUD PARK 06にも出演した。

2009年のアルバム『クラック・ザ・スカイ』はブレンダン・オブライエンをプロデューサーに迎えて制作され、全米チャート初登場11位を記録。収録曲の「Divinations」はゲーム『Saints Row: The Third』に使用された。ツアーではアルバム完全再現ライブを行い、2009年10月17日シカゴのアラゴン・ボールルームで行われたライブがアルバム『Live at the Aragon』としてリリースされた[2]

2011年、2年ぶりとなる5作目『ザ・ハンター』を発表[3]2012年レコード・ストア・デイには女性シンガーソングライターファイストと互いの楽曲をカヴァーしたスプリット・シングル『ファイストドン』をリリースした。

2014年、6作目『ワンス・モア・ラウンド・ザ・サン』を発表。プロデュースはニック・ラスクリネッツが担当。

評価

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  • 「21世紀初頭における傑出したメタル・バンドのひとつ」 - AllMusic[4]
  • 「彼らの世代においては最高のメタル・バンドであり、追随するものはいない」 - 『ローリング・ストーン』誌 2009年4月

メンバー

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現在

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元メンバー

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  • エリック・サナー (Eric Saner) - ボーカル (2000年)

ディスコグラフィ

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アルバム

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タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US
[5]
AUS
[6]
DEN
[7]
FIN
[8]
FRA
[9]
GER
[10]
JPN
[11]
NOR
[12]
SWE
[13]
UK
[14]
2002 レミッション
Remission
2004 レヴァイアサン
Leviathan
  • 発売日: 2004年8月31日[16]
  • レーベル: Relapse
  • フォーマット: CD, LP, digital download
139 110
2006 ブラッド・マウンテン
Blood Mountain
  • 発売日: 2006年9月12日[17]
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 17.6万枚[18]
32 44 138 96 59 20 34 46
2009 クラック・ザ・スカイ
Crack the Skye
  • 発売日: 2009年3月24日[19]
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 20万枚[20]
11 19 37 6 106 36 38 6 23 34
2011 ザ・ハンター
The Hunter
  • 発売日: 2011年9月27日[21]
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 7.5万枚[22]
10 18 11 13 73 20 122 8 10 19
2014 ワンス・モア・ラウンド・ザ・サン
Once More 'Round the Sun
  • 発売日: 2014年6月24日[23]
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 3.9万枚[24]
6 7 9 1 50 16 103 4 17 10
2017 エンペラー・オブ・サンド
Emperor of Sand
  • 発売日: 2017年3月31日
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
7 3 4 60 11 126 6 5 11
2021 ハッシュド・アンド・グリム
Hushed and Grim
  • 発売日: 2021年10月29日
  • レーベル: Reprise
  • フォーマット: CD, LP, digital download
20 16 24 4 32 10 10 25 14
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

ライブ・アルバム

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  • Live at the Aragon (2011年)
  • Live at Brixton (2014年)

EP

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  • Lifesblood (2001年)
  • Cold Dark Place (2017年)

コンピレーション・アルバム

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  • 『コール・オブ・ザ・マストドン』 - Call of the Mastodon (2006年) ※初期の作品を収録した編集盤
  • Mastodon (2008年)
  • Medium Rarities (2020年)

日本公演

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関連項目

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  • マストドン (ミニブログ) - 開発者のドイツのオイゲン・ロホコは、自身のサービスの名前はバンドのマストドンに由来していると述べている[25]

脚注

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  1. ^ マストドン、最高にリスキーな新作が完成
  2. ^ マストドンが『クラック・ザ・スカイ』完全ライブ音源をリリース ro69.jp 2011年2月8日
  3. ^ 約2年振りとなる最新作『ザ・ハンター』完成
  4. ^ AllMusic Mastodon Biography
  5. ^ Mastodon – Chart History: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. December 25, 2013閲覧。
  6. ^ Discography Mastodon”. australian-charts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  7. ^ Discography Mastodon”. danishcharts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  8. ^ Discography Mastodon”. finnishcharts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  9. ^ Discographie Mastodon”. lescharts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  10. ^ Chartverfolgung / Mastodon / Longplay” (German). musicline.de. Media Control Charts. December 25, 2013閲覧。
  11. ^ マストドンのアルバム売り上げランキング” (Japanese). Oricon. December 25, 2013閲覧。
  12. ^ Discography Mastodon”. norwegiancharts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  13. ^ Discography Mastodon”. swedishcharts.com. Hung Medien. December 25, 2013閲覧。
  14. ^ Peak chart positions for albums in the United Kingdom:
    • All except Leviathan and Live at the Aragon: Mastodon” (select "Albums" tab). Official Charts Company. December 25, 2013閲覧。
    • Leviathan and Live at the Aragon: Chart Log UK: M – My Vitriol”. zobbel.de. Tobias Zywietz. December 25, 2013閲覧。
  15. ^ O'Neill, Brian. “Remission – Mastodon”. AllMusic. Rovi Corporation. December 25, 2013閲覧。
  16. ^ Kergan, Wade. “Leviathan – Mastodon”. AllMusic. Rovi Corporation. December 25, 2013閲覧。
  17. ^ Jurek, Thom. “Blood Mountain – Mastodon”. AllMusic. Rovi Corporation. December 25, 2013閲覧。
  18. ^ Grein, Paul (2010年9月15日). “The Dulcet Tones of Bruno Mars”. Yahoo! Music. 2010年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月22日閲覧。
  19. ^ Jurek, Thom. “Crack the Skye – Mastodon”. AllMusic. Rovi Corporation. December 25, 2013閲覧。
  20. ^ Week Ending Sept. 12, 2010: The Dulcet Tones Of Bruno Mars - Chart Watch[リンク切れ]
  21. ^ Monger, James Christopher. “The Hunter – Mastodon”. AllMusic. Rovi Corporation. December 25, 2013閲覧。
  22. ^ NEILSTEIN SOUNDSCAM: BUTT-ROCK STILL REIGNS SUPREME”. metalsucks.net. December 14, 2011閲覧。
  23. ^ Once More 'Round the Sun by Mastodon”. iTunes Store. Apple. April 29, 2014閲覧。
  24. ^ http://www.blabbermouth.net/news/mastodons-once-more-round-the-sun-cracks-u-s-top-10/
  25. ^ Rashi Shrivastava, 2022年, Mastodon Isn’t A Replacement For Twitter—But It Has Rewards Of Its Own, フォーブス

外部リンク

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